
NIPPON VISION展に行ってきました。
D&DEPARTMENT PROJECTはすごく考え方に共感できるなぁと以前から思っていました。
ナガオカケンメイさんが刈谷木工の家具を「カリモク60」として売り出す、というテレビ番組を見たときは、鳥肌がたちました。

「売り方のデザイン」とでも言えばいいのでしょうか。
それまで見向きもされなかった昔の家具が、ファッション誌に登場したり若い人が買っていったりという劇的変化。
上の写真など、レトロでとてもおしゃれではありませんか。
D&DEPARTMENTのショップにはカリモク60を始めとする60VISIONの商品がたくさん並んでいます。
ノリタケとかアデリアとか、昔から愛されてきたそのままの形で並んでいます。
業務用グッズや、無印良品のリサイクルもしています。
また、ここが好きなポイントでもあるのですが、D&Dってオリジナルのショッピングバッグがないんです。
例えば伊勢丹の袋とか紀伊国屋の袋とか、違うお店の袋に「D&DEPARTMENT」というシールを貼って完成するのです。袋のリユースですね。
いらなくなった袋をお店に持ち込むこともできます。
なんて新しいんだ!
昔からあるものを売っているからなのか、リサイクル品も売っているからなのか、
私はD&DEPARTMENTという店にはすごくゆったりした空気が流れている、と感じます。
消費をせかされない感じというか、
ちゃんといいものを買おうよ、と店全体が言っているように感じるのです。
それはとにかく安く売ることを第一としたうるさい家電屋さんとは違うし、
似合わない服を「似合いますよ〜」という服屋さんとも違います。
ちょっと前置きが長くなりましたが、
そんなすてきなショップをつくったナガオカケンメイさんが47都道府県をまわって集めたロングライフな商品が見れるNIPPON VISION展。

最初、47都道府県の商品リストを見て、もしかすると工芸品、民芸品みたいなもので若年向けではないのかとちょっと心配しておりました。見てもつまらないかも・・・と。
ところがどっこい。
これがおもしろい。
どれも渋くていい味が出ていて、使ってみたいと思えるものが多かった。
なんの変哲もないようなふつうの形が、ああ長く使えそう、と思わせてくれる。
しっかり質がよくて、まさにロングライフなものがセレクトされていました。
私が特に気になったのが、佐賀の伊万里焼の湯のみ。
まるっこい形がかわいい。
それに持ったときの手触り、すべすべ感がたまらなかった。
白と青の釉の色もきれいだった。
土瓶もセットでほしい。
あとは山口の醤油差し。
うすい緑色と、丸い形がいいなぁと思った。
ほかにもマスキングテープやバターケースや良品がたくさんで困った。
(その場で買えるのだ)
すでに入荷待ちのものもあり、関心の高さが伺えた。
展示されたものは、今後はショップに並んでいくんだそうだ。
ネットショップでも買えるようなので、楽しみ。
きっといろいろ買ってしまうだろう。
ものをつくらないデザイン、という新しい活動に、
ものをつくる立場の私は悩み始めています。
興味を持った人は下のリンクを見てくださいね。
※関連リンク
NIPPON VISION展
D&DEPARTMENT PROJECT
60VISION
NEST-NIPPON VISIONを見て来ました
Flickr[NIPPON VISION]






