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日々のてぶくろ
てぶくろ家の日常と、気になった雑貨など。
ライフスタイル展に行ってきた。
■行ってきました、東京ビッグサイトー!

■こころときめいたもの。

ドクターマンバッグ
昔のお医者さんが持っていたカバンみたいな、カバン。
現代風にアレンジされてておしゃれ。

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ぱかっと開くのです。
白×グリーンがいいな。

おにぎりの形の皿
しょうゆを入れるとおにぎりになる皿。
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Sumallyで知っていたが本物もよかった。
刺身皿にしたい。

・ミニだるま
中川政七商店の。本当に小さい。
正月とか飾りたい。いくつも。


・クリスマスガーランド
中川政七商店の。いい具合に力が抜けたイラストがよかった。

■いいなと思ったもの。

・ラ・バーゼの包丁。
ハンドルがオリーブの木で持ち心地○
12月ころ発売だとか。

・ルルルワークスのタオル
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表裏でツートンカラーのガーゼ&パイルタオル。
薄手で旅行にもいい、と聞き。

・h+の柄うつわ
チェック柄のプレートが増えていて、いままで無地だったので新鮮。

・ハリオのティーボトル
形がかわいいな。


個人的にはそんな感じでした。
久々に知らない人と話せて楽しかったな。
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NIPPON VISION展に行ってきました
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NIPPON VISION展に行ってきました。


D&DEPARTMENT PROJECTはすごく考え方に共感できるなぁと以前から思っていました。
ナガオカケンメイさんが刈谷木工の家具を「カリモク60」として売り出す、というテレビ番組を見たときは、鳥肌がたちました。
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「売り方のデザイン」とでも言えばいいのでしょうか。
それまで見向きもされなかった昔の家具が、ファッション誌に登場したり若い人が買っていったりという劇的変化。
上の写真など、レトロでとてもおしゃれではありませんか。

D&DEPARTMENTのショップにはカリモク60を始めとする60VISIONの商品がたくさん並んでいます。
ノリタケとかアデリアとか、昔から愛されてきたそのままの形で並んでいます。
業務用グッズや、無印良品のリサイクルもしています。

また、ここが好きなポイントでもあるのですが、D&Dってオリジナルのショッピングバッグがないんです。
例えば伊勢丹の袋とか紀伊国屋の袋とか、違うお店の袋に「D&DEPARTMENT」というシールを貼って完成するのです。袋のリユースですね。
いらなくなった袋をお店に持ち込むこともできます。
なんて新しいんだ!

昔からあるものを売っているからなのか、リサイクル品も売っているからなのか、
私はD&DEPARTMENTという店にはすごくゆったりした空気が流れている、と感じます。
消費をせかされない感じというか、
ちゃんといいものを買おうよ、と店全体が言っているように感じるのです。

それはとにかく安く売ることを第一としたうるさい家電屋さんとは違うし、
似合わない服を「似合いますよ~」という服屋さんとも違います。


ちょっと前置きが長くなりましたが、
そんなすてきなショップをつくったナガオカケンメイさんが47都道府県をまわって集めたロングライフな商品が見れるNIPPON VISION展。
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最初、47都道府県の商品リストを見て、もしかすると工芸品、民芸品みたいなもので若年向けではないのかとちょっと心配しておりました。見てもつまらないかも・・・と。

ところがどっこい。
これがおもしろい。

どれも渋くていい味が出ていて、使ってみたいと思えるものが多かった。
なんの変哲もないようなふつうの形が、ああ長く使えそう、と思わせてくれる。
しっかり質がよくて、まさにロングライフなものがセレクトされていました。

私が特に気になったのが、佐賀の伊万里焼の湯のみ。
まるっこい形がかわいい。
それに持ったときの手触り、すべすべ感がたまらなかった。
白と青の釉の色もきれいだった。
土瓶もセットでほしい。

あとは山口の醤油差し。
うすい緑色と、丸い形がいいなぁと思った。

ほかにもマスキングテープやバターケースや良品がたくさんで困った。
(その場で買えるのだ)
すでに入荷待ちのものもあり、関心の高さが伺えた。

展示されたものは、今後はショップに並んでいくんだそうだ。
ネットショップでも買えるようなので、楽しみ。
きっといろいろ買ってしまうだろう。


ものをつくらないデザイン、という新しい活動に、
ものをつくる立場の私は悩み始めています。


興味を持った人は下のリンクを見てくださいね。

※関連リンク
NIPPON VISION展
D&DEPARTMENT PROJECT
60VISION

NEST-NIPPON VISIONを見て来ました
Flickr[NIPPON VISION]
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竹尾ペーパーショウ2007に行ってきました
前々から行きたいナーと思っていた竹尾ペーパーショウに行ってきました。

場所は丸ビル。
丸ビルなんて初めて行っちゃった!

会場はなんだか”業界人”って感じの人が大量。
わたくしなどは入場を断られるかと内心びくびくしつつ、「なにか問題でも?」という態度でなんとか入場できました。

紙にそんなに興味あるかっていうとないんだけど(笑)
今をときめくアーティストの作品が見れるに違いない!と思って。

思ったとおりでした。

かなり見ごたえがあった。
全体の雰囲気もよい。黒い壁で薄暗い会場に、作品を照らすスポットライト。
作品が、使っている紙の名前の頭文字順(A~Z)に並んでいるのもユニーク。

竹尾のファインペーパーとアーティストとショップという3つのコラボレーションになっているのもおもしろかった。
(いつもそうなのかな?初めて行ったものでわからんが)

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例えば上の作品は「N」
 ファインペーパー:NTラシャ
 アーティスト:ポール・デイヴィス
 ショップ:青山ブックセンター丸ビル店
 アイテム:ブックカバー

すべてではないけど、その作品がショップに行ったり、買い物したりでもらえる。
これは魅力的。だってほしいもん!
しかも「ペーパーショウに行ってから作品目当てにショップに行く」という流れと、「ショップで買い物したらなんかおまけがついてきたからペーパーショウに行く」という流れの両方が作り出せる。あたまいいコレ!

私もどうしても欲しいのがあったのでいろんな店を回ってしまいました。

1.草間弥生トランプ
草間弥生デザインのトランプ。
もちろん数字の分だけ水玉がある。
「5」とか数字は書いてあるけど、多くなってくると一目で読めない。
マークはなくて、赤、青、黄、緑の色でわけられている。
裏は草間弥生本人の写真とサイン。
説明してくれたお姉さんが「神経衰弱なんかやると強烈ですね」と言ったから思わず吹き出す。

ロフトでお買い物してゲット。


2.トゥモローランドのショッピングバッグ
アレクサンダー・ゲルマンというMoMAにも作品がおさめられている人のデザイン。
展示してあったものが、ショッピングバッグの持ち手のヒモが3つついていたり、大量についていたり、長すぎたり、なんか無用な感じが私のトマソンアンテナに引っかかりまして。
これは欲しい!と。

トゥモローランドというおしゃれ服屋に入るのに少しためらいましたが、突入。
先着5名様にバッグをくれると書いてあったのです。
どうも買い物しなくてもくれるみたいです。
緊張しつつ、よし行け自分!と勇気を出してよかった。
快くバッグをくれた店員さんありがとう!かなりうれしかったです。

ペーパーショウで飾ってあったヒモ過剰バッグではなく、形が変なバッグをいただきました。
横から見ると「L」みたいになってるの。普通のを「I」とすると。
芸術だなぁ。いいなぁ。


3.本城直季ポストカード
いまをときめく写真家、本城直季氏のとった写真のポストカード。
これは欲しい!
都市や建物をミニチュアのように撮影する作風。
ほんとに作り物みたいに見えるのでびっくり。

アフタヌーンティー ティールームにてお買い物してゲット。

ポストカードがスーパーに売っている肉や魚のようにパックされてるんだけどもったいなくてまだ開けてないです。
そのパックの部分も紙でできています。ちなみに。


感想:
楽しかったです。違う業界の作品、商品に触れるのも勉強になりますね。
できたら上質な紙を商品のパッケージに使ってみたいですが・・・きっと高いんでしょうね。でもいつかは!
あとイベントのつくりが上手だと思いました。
丸の内をまわってアーティストグッズを集めさせるなんて。
竹尾ペーパーショウを丸の内でやることによって経済効果が上がればお店としてもうれしいし、作品をもらえるお客さんもうれしいし、評判がよければ竹尾さんもうれしいし、いいことづくめなのでは?とぼんやり思ったのでした。
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ニッポンのデザイナー展に行ってきました
ニッポンのデザイナー展に行ってきました。
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朝日新聞社から発行された「AERA DESIGN ニッポンのデザイナー100人」という本に登場したデザイナーの作品が展示してあるというもの。
グラフィック、建築、プロダクト、インテリアといろんなジャンルの作品(商品?)を見ることができた。

プロダクトデザインにおいては、ほとんど見たことのあるものだったけど、建築とかグラフィックとか違う分野のデザインに触れられたのはよかった。
おもしろい集合住宅とかあるのね。
間取り好きの私としては、じっと見てしまいましたが。
特に千葉学さんの作品は興味深かった。
大学のときは建築雑誌もちょくちょくチェックできたのになぁ。

あと気になったのは宮城壮太郎さんの「オールラウンドボウル」
ボウルがたくさんセットになってるのに、コンパクトに収納できるのです。
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これがひとまとまりになる。

柳宗理のボウルを買おうと思っていた私ですが、all round bowlsもいいな~と思ってきました。
宮城壮太郎さんって聞いたことあるようなないような・・・とさっき調べたら「Tsun Tsun ソープディッシュ」のデザイナーでした。

シリコンでやわらかなの。
石けんをそっとささえるの。
TsunTsun HPへ。HPなんだかキモかわいかった☆

ニッポンのデザイナー展、会場はShiodomeitaliaクリエイティブセンター
(すっごい迷った。地図持ってても迷った。要注意)
(そして、あたりはイタリアだった。別世界。)
3月4日(日)までです。
ニッポンのデザイナー展
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「『はじめまして』の名刺展」に行ってきました
日経デザインのこの記事で「『はじめまして』の名刺展」というおもしろそうな展示会をやっているのを知り、行ってみた。
http://blog.nikkeibp.co.jp/nd/news/2007/02/120071.shtml

各企業のおもしろい、工夫された名刺がたくさん置いてあった。
マックの人の名刺はハンバーガーやポテトなのだと知った。
へー、いいな。

「goo」の名刺は裏面が社員の顔になっている。
ネット関連の企業では「顔が見えにくい」という声から、顔が見える名刺にしたんだって。
なるほど~。
さらに何枚か組み合わせると立体がつくれるらしい!

凸版印刷からの「こんな名刺いかが?」コーナーが見ていておもしろかった。
ちょと著作権の関係で写真がのせられないのが残念ですが、ここを見てください。
海苔にしか見えない名刺があって、これはいい!と思いました。
海苔の会社とかに使ってもらいたいですね。
触り心地も海苔でした(笑)
開くと、海苔ののったラーメンになったり、おにぎりになったりします。
そして名前がかいてあります。

また、ダイバー用に水にぬれても平気な名刺とか。
潜りながらの名刺交換(!)

椅子製作会社の、ポップアップで椅子が飛び出す名刺とか。

暗闇で光る名刺とか。

手鏡をイメージした、化粧品会社の人の名刺とか。
(折り紙の銀みたいに少し映る)

そういうちょっと変わった名刺っていいなあと思いました。
私の会社のはごくごく普通でなんのおもしろみもございません。

変わった名刺だったら、名刺をきっかけに話が弾んだり、名前や社名を覚えてもらうきっかけになるよね。

一番いいなと思ったのはJR東日本の名刺。
なんと切符と再利用した紙で名刺を作っているそうです。
その企業ならでは、という感じだし、環境にも配慮しているということをアピールできますね。

そういう感じいいですね。
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柳宗理展に行ってきました
昨日、東京国立近代美術館に行き「柳宗理―生活の中のデザイン―」展を見てきました。

柳宗理は、日本の工業デザインの先駆者といえばいいのでしょうか。
キッチンツール、家具、テキスタイルのほかに東名高速道路・東京料金所防音壁などもデザインしています。
バタフライスツールあたりが一番有名でしょうか。
柳宗理 -Wikipedia

バタフライスツール。
「天」の文字をモチーフにしたエピソードは有名です。

最近「柳宗理デザイン」がブランド化してきた、と感じます。
いいデザインが普通の家庭で普通に使われるのいいことですが、正直これがただの「流行」になってほしくはないな、と思っていました。
納豆の件もそうですが「○○がいい」ということになると、人々がワッとそれに集中してしまう傾向があります。
「本当にそれがいいのか」とか深く考えずに「はやっているから」「いいらしいから」と一つのものが売れたりするのはなんだかこわい。
柳宗理のデザインがそんなふうに買われて、すぐに飽きられてしまうのはいやだったのです。

しかし、それは私の杞憂におわりました。
雑誌「アルネ」の大橋歩さんという方の文章を読んだからです。

アルネはいい雰囲気の雑誌ですね。

彼女は柳宗理のボウルをもう二十年近く使っているそうです。
使い心地もよい。

それで柳宗理のミルクパンも使ってみた。
たいていのミルクパンはミルクをあたためてカップにうつすとき、注ぎ口からこぼれて鍋のそこにつたってしまう。
でも柳宗理のミルクパンは違った。
たれることなく、ミルクを注げた。


なんといえばいいかわからないけど、その文章を読んでなぜかほっとしたのです。
使いやすい道具というのは、いつまでも愛されて使われていくものなんだろうと感じたのです。

展示を見ていて「え、これってこんなに昔にデザインされたものだったの?」と思うものがいくつもありました。
何十年も前のものもありました。
(おそらく当時は理解してもらえなかっただろうな・・・)
それがいまだに愛されて、どんどん愛好者が増えているのです。
よく考えるとこれはすごいことだなと。
改めて、柳宗理さんを尊敬したのでした。

帰りにミュージアムショップで「柳宗理 エッセイ」を立ち読みしました。
かなり勉強になりそうだったので買おうと思います。

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nendoのブースがすごかった!IFFT2006レポート
2006東京国際家具見本市に行ってきました。デザイン出張。

よいデザインのものが多く、見どころ満載でした。
そのため足の裏さんがまたしても危篤。死にかけでした。(足裏激痛死)

特によかったのはnendoのone percent product。
モノのデザインのよさだけでなく、ディスプレイのアイディアにやられてしまいました。
明日で終わるしばらしていいですか?(え、だめ?)

黒いブースのなかにモノが点々と置いてあるんですけど、上から強い光が当たっていて影ができているんです。
と、思ったのに!
モノを動かしても、影が動かない!!
しかもよく考えたら展示を見ている私たちの影もできてない!!
不思議。
どうやら床に影のように見える印刷をしたペーパー?を敷いていたんです。
その上にちょうどいいようにモノを並べたんですね。
ほんとに度肝を抜かれた。
すごいアイディアです。
見せ方って、大事。

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これ栓抜き。いままでの栓抜きにはない新しいカタチですね。

このone percent productですが、なんと「100個しか生産しない」ことがコンセプトだそうです。
これはおもしろい。
作るほうもリスクがないし(おそらく売れ残らない)、買うほうも限定ということでプレミアム感があります。

この話は昨日T氏とした「琥珀エビス」が35万ケース限定発売というあたりにもつながります。
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琥珀エビス。昨日飲んだ。琥珀でした。
「限定」はなんだか今後のテーマになりそうです。

そんなことよりone percent productでしたね!
100個しか作らないので、もし買えば1/100個ですね。
それでone percent product(1%)というそうです。いいコンセプトです。
nendoのサイトにはまだone percent productのことは載っていないみたい。
なのでこちらを紹介します。ページ中ほどに詳しくのっています。

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